目隠しフェンスはメリットもあればデメリットもあります。その両方を考慮してバランスよく設置するには、設置したい場所と目的に合わせることが肝心です。必要な場所に必要なだけ設置すれば、快適でプライバシーも確保できるので、家全体の質を高めることもできます。選び方のポイントはどの部分を優先するかによっても変わってきます。
まずメリットとしては目隠しフェンスを設置することでプライバシーが守られます。例えばリビングや寝室が人の歩く場所に面していると、カーテンをしていても昼間の太陽の光では見えてしまいます。そんなときにガード役となるのが目隠しフェンスです。これがあるだけでも、かなり人の視線が気になりません。また、窓を開けているときの音のワンクッション役、さらには排気ガスなどをブロックすることにも役立ちます。
もう1つが費用を低くできることです。外から見えにくくする方法として外壁を建ててしまう方法もあります。しかし、外壁だとかなり大掛かりな工事になり、費用もそれなりにかかります。一方で目隠しフェンスだと一部だけでも取り付け可能ですし、工事も時間も手間も軽減できます。そのため、すぐに取り付け可能で、その日から利便性を実感できるメリットがあります。
ただ、取り付けることでデメリットもあります。まず、何もない状態よりも風通しが悪くなります。もちろん、目隠しフェンスの種類によって通気性の大小ありますので選ぶことで対処もできます。風を入れたい場所、湿気がたまりやすい場所に設置しないように工夫しましょう。
同じように日当たり面でもフェンスの間隔が狭い、高すぎると支障がでるかもしれません。取り付ける前にしっかりと計算をして、メリットを大きくできるように考えることが重要です。
いろいろな種類の目隠しフェンスがありますから、取り付けたい場所と環境によって適したものを選ぶことがコツです。コツを抑えると目隠しフェンスのおかげで、快適で安心の生活空間に早変わりします。